「ベトナムに子どもを連れて行っても本当に大丈夫?」
初めての東南アジア、しかも子連れとなると、治安や衛生面、医療体制など不安は尽きませんよね。
わが家も、未就学児から小学生の3人を連れて、今年ベトナム短期留学を計画中です。
情報を徹底的に調べながら準備を進めていて、海外や異文化の中で過ごす時間が、子どもたちの経験や学びになるように、旅を通して親子ともども成長したいと考えています。
なぜベトナムかと言うと、ホイアンの写真を初めて見たとき、「ここに行きたい!」と強く感じ、それ以来ずっとベトナムに惹かれてきました。日本とは違う文化や街並み、人との出会いを通じて、家族で価値観を広げられる時間を過ごしたい—そんな思いを込めて、このベトナム旅を計画しています。

- ベトナムの治安は実際どうなのか
- 子連れで特に気をつけたいポイント
- 安心して旅するための具体策
- おすすめの都市選び
を、旅育の視点も交えてわかりやすく解説します。
「行ってみたいけれど、不安もある」という方が、「これなら行けそう」と思えるきっかけになれば嬉しいです。
ベトナムは子連れ旅行でも安全な国?

多くの日本人ファミリーが観光で訪れており、特に主要都市では観光インフラも整っています。外務省の海外安全情報においても、観光エリアでは過度な危険性は示されておらず、一般的な注意を守れば安心して滞在可能です。
子連れで訪れやすい代表的な都市は以下の通りです。
- ホーチミン:都市型で医療・ショッピング充実
- ダナン:リゾート型で家族向け
- ハノイ:歴史と文化体験ができるが、交通量が多く注意が必要
特にハノイは、旧市街を中心にバイクの交通量が非常に多く、信号や横断歩道があっても車やバイクが止まらない場面があります。歩道に段差や工事中の場所があったり、バイクが歩道を走ることもあるため、小さな子どもと歩くときは、大人がしっかりそばについてサポートする意識が大切です。
日本とは生活環境が大きく異なるため、事前の理解と準備が安心旅行のカギとなります。
英語はどのくらい通じる?

そのため、
- 行き先は地図や住所をスマホで見せる
- 配車アプリ(Grab)を活用する
- 簡単なベトナム語フレーズをメモしておく
といった工夫をすると安心です。
子連れの場合は、意思疎通に時間がかかる場面も想定し、「余裕のある行動」を心がけるとストレスなく過ごせます。
子ども連れで特に注意すべきポイント

① 交通事情
ベトナムの都市部はバイクの交通量が非常に多く、信号や横断歩道でも車両が完全には止まらないことがあります。道路を渡るときに戸惑う日本人ファミリーも少なくありません。
対策
- 必ず子どもと手をつなぐ
- 子どもを道路側に立たせない
- 慌てて走らず、ゆっくり一定のペースで横断
② スリ・置き引き対策
観光地や市場、ナイトマーケットなど人が多い場所では、スリやひったくりが発生する可能性があります。子どもがいると荷物が多くなりがちなので、狙われやすくなることも。
対策
- 貴重品は分散して持つ(財布を一つにまとめない)
- リュックは前持ちにする
- スマホをテーブルやベビーカーに置きっぱなしにしない
- 子どもにも「知らない人に触られたら必ず教えてね」と伝えておく
③ 食事と水
ベトナムの屋台やローカル食堂はとても魅力的ですが、子どもにとっては味や衛生面が負担になることもあります。
対策
- 飲み水は必ずミネラルウォーターを使用
- 生水・氷は基本的に避ける
- 辛すぎる・油っぽすぎる料理は無理に食べさせない
- 子連れの場合は、清潔感のあるレストランやホテル内レストランを中心に利用
④ 医療体制
ホーチミンやハノイなどの大都市には、外国人向けの国際病院やクリニックがあります。ただし、日本語対応があるところは限られており、診療費も高額になることがあります。
対策
- 海外旅行保険への加入は必須
- 渡航前に「日本語対応可能な医療機関」と「海外旅行保険の緊急連絡先」をメモしておく
- 子どもの持病やアレルギーがある場合は、英語(またはベトナム語)で説明を書いたメモを用意しておく
子連れベトナム旅行を安心にする具体的対策

出発前の準備
準備しておきたいものは、例えばこんなものです。
- 海外旅行保険証書の控え
- パスポートのコピー(親子とも)
- 母子手帳(予防接種ページなどのコピー)
- 子ども用の常備薬(解熱剤・胃腸薬・かゆみ止めなど)
- マスク・ウェットティッシュ・アルコールジェル
- 虫除けスプレー、虫刺され薬
現地での行動ルール
- 夜遅くの外出は控えめにする
- 人通りの少ない道や暗い路地には近づかない
- タクシーは流しではなく、Grabなど配車アプリやホテル手配を利用
- 子どもから目を離さない(特に市場やナイトマーケット)
子連れにおすすめの都市3選

ホーチミン
- 室内遊び場やカフェが多く、暑い時間帯も過ごしやすい
- 日本人向けクリニックもいくつかある
- 渋滞や騒がしさがあるため、ホテルは静かなエリアを選ぶと安心
ダナン
- 海とプールを中心に、ゆったり滞在型の旅ができる
- 比較的のんびりした雰囲気で、小さな子ども連れでも過ごしやすい
- 近郊のホイアン観光と組み合わせたプランも人気
ハノイ
- 旧市街は散策が楽しい一方で、バイクや車の交通量が多い
- 道路横断の際は、大人がしっかり先導し、子どもと手をつなぐことが必須
- 公園や湖周辺でのんびり過ごす時間を多めに取ると安心
お子さまの年齢や興味(自然が好き、プールが好き、街歩きが好きなど)に合わせて都市を選ぶと、家族全員が楽しみやすくなります。
不安がある方へ|失敗しないための3つのコツ

- 移動は無理しすぎない
乗り継ぎが多いフライトや、都市間移動が多い旅程は、子どもにとって負担が大きくなります。最初のベトナム旅は、1〜2都市に絞るのがおすすめです。 - スケジュールを詰め込みすぎない
「あれもこれも見たい」と思って予定をぎっしりにすると、大人も子どももぐったり。午前中観光+午後はホテルで休憩など、「余白時間」を意識して作ると、結果的に旅の満足度が上がります。私は予定を詰めたがるタイプですが、子供はそこまで観光を求めていないのが事実。ホテルのプールで遊ぶ時間が一番楽しみだったりします。 - 日本語サポートのあるサービスを選ぶ
初めての国で言葉の不安が大きい場合は、日本語対応があるツアーや、現地サポート付きの旅行会社、日系のクリニック情報などを押さえておくと安心感が違います。
ベトナムは旅育に向いている?

- フォーやバインミーなど、日本とは違う食文化
- 屋台や市場の熱気、バイクが行き交う街の空気
- 発展途中の街並みと新しい高層ビルが混在する景色
こうした光景は、子どもたちにとって「世界は広い」「自分の知らない暮らしがたくさんある」という気づきにつながります。
机の上の勉強だけでは得られない「生きた経験」が、子どもの視野や価値観を大きく広げてくれるはずです。
まとめ|ベトナム子連れ旅行は「準備」が安心をつくる

ベトナムは、適切な知識と準備があれば、子連れでも安心して楽しめる旅先です。
- 交通事情やスリ対策を知っておく
- 食事と水に気をつける
- 海外旅行保険や母子手帳のコピーなど、万が一に備えておく
これらを意識することで、不安はぐっと小さくなります。
わが家も、三児とのベトナム旅を計画しながら、同じように不安とワクワクの間を行ったり来たりしています。
一緒に準備を進めながら、「行ってよかったね」と言える旅育の時間をつくっていきましょう。
ベトナムでの旅育体験が、家族にとってかけがえのない世界時間になりますように。
元CA|3児ママ|旅育実践中
大手国内航空会社で16年間、国内線・国際線の客室乗務員として勤務。未就学〜小学生の子ども3人と海外旅行を楽しみながら、
子連れ旅のリアルや「旅育」のヒントを発信しています。
